痛みはかよわきあなたの代弁者なのか!?

2022年03月10日
元気ですか!?精神的に。
今回のテーマは「痛み」です♬痛みの深層心理や記憶が痛むメカニズム、記憶のクリーニング方法などなど、『痛みはかよわきあなたの代弁者なのか!?』と題してお送り致します♬
痛みとの上手な付き合い方を学び穏やかなこころをGETしましょう♬



痛みはかよわきあなたの代弁者なのか!?

痛みの深層心理~記憶が痛むメカニズム~


痛みはかよわきあなたの代弁者なのか!?

00:13 痛みに関する悩みごと 素朴な疑問
<概要>
「朝起きたら、決まって頭痛がする…」
「痛み止めを飲んでも効く時、効かない時がある…」
「緊張するとおなかが痛くなるのはなぜ?」
「痛いの痛いの飛んでいけ!は有効?」
「痛さを周りが理解してくれないので辛い…」


00:42痛みに関する悩みごと 素朴な疑問2
<概要>
「抜歯をしてもらったのに、その後もずっと痛い」
「痛みが増した!手術をうければゴルフもできると言われたのに…」
「もらい事故。骨折はないと言われたけど ずっと痛い」
「殴られたところが痛む」
「ものすごく痛い手術と聞いたけど、治してもらえるなら耐えられた。」


01:21 痛みに関する悩みごと 素朴な疑問3
<概要>
「筋肉痛は心地いいけど、叱責された時の心の痛みは たえがたい…」
「心が痛むメカニズムって?」
「自分の言動がもとになっているの!?」
「心が痛むからこそ、人は成長できる?」
「心も身体も痛みは自身を成長させるの?」


01:57 急性疼痛 と 慢性疼痛
<概要>
急性疼痛 → 原因が明確で取り除けば和らぐ。 (切り傷・炎症など)
慢性疼痛 → 原因がなくなったにも関わらず、痛みが続く。→精神医療で対応することも多いです。


02:25慢性疼痛
<概要>
原因らしきものがなくなった にも関わらず、痛みが続く。
痛み + 「理解してもらえない苦しみ 」がある。

慢性疼痛には記憶が深く関係していると言われています。トラウマはギリシア語で「傷」という意味です。
想定外の出来事に遭遇し、それをこころが受容できない場合、その知覚や記憶が「傷」となって残ると言われています。

02:59幻肢痛
<概要>
事故などで手足を失った人でも、その失った部分が痛むことがあります。脳が手や足を失ったことに適応できないことが原因で、珍しい事ではなく50~80%の出現率と言われています。
痛みのマッピングではどこが痛いのかを紙面上の身体の図面に示してもらいます。
肩や頭など、痛いところを塗り潰してもらいますが、ひどい方だと身体全体を塗り潰す方もいらっしゃいます。全身全部痛い!もっとひどい方になると空間も痛いという方もおられます。自分の身体でないとこまで痛む!
幻肢痛は、例えば手の場合、「無い手の部分が痛い」と表現されます。
こういう不思議な現象が人間には起こりうるわけです。


04:03記憶とは「傷」である。
意見⇔経験⇔感情⇔価値観

人生のあらゆる経験は、慣れない刺激の集合体です。記憶は基本的に傷であり、傷は痛むものです。意見はその人の「見てきたものや聞いたこと(経験)」から出来ています。その経験に感情が紐づいて、その方の価値観がつくられます。例えば、交通事故後の痛みでは、自分の責任で事故を起こして怪我をした時(自損事故)と、巻き込まれて怪我した時のもらい事故では痛みが違うと言われています。

04:49痛みの実態 その痛み納得できますか?
<概要>
・痛みは主観である。
・痛みの知覚そのものは他者と共有できない。
・痛みによって引き起こされる行動を注視しよう。
・疾病利得の罠
・認知の歪み
・恨みや怒り

痛みはあくまで主観なので、他人と共有することは出来ません。痛みに対し、すぐに病院に行く人もいれば、我慢してなかなか行かない人、逆にあちこちの病院を転々とするなど、行動は人それぞれです。痛みに対してその人がどういう行動を取るのかに注目してみましょう。

疾病利得とは病気によって得をすることです。例えば怪我をしたから仕事が免除される、補償がもらえるなどがあり、ある意味、正常な心理の反応です。しかし疾病利得が過ぎると、徐々に認知が歪み、囚われていきます。特に恨みや怒りが絡んでいると悪循環に陥りやすく症状が長引いてしまいます。
交通事故の場合、恨みや怒りが残りやすいと言われています。重要なことは、その痛み「納得」出来ますか?ということです。
自分で起こした事故ならば、しょうがないと納得しやすく、これくらいで済んだと切り替えやすいですが、自分には何の非もないのに!と思うと、恨み・怒り・憎しみがついて来てしまうのです。


06:43慢性疼痛は、急性疼痛で一時的に遠ざかる
・見つめる鍋は煮えない。
・怒りと慢性疼痛は、悪循環を起こしやすい。
・EMDR(眼球運動による脱感作および再処理法)
・リフォーカス

慢性疼痛は急性疼痛で一時的に遠ざかると言われています。つまり、関心を別のものに移すことで痛みが遠のくのです。「見つめる鍋は煮えない」という言葉があり、煮詰まるまで鍋をずーっと見ていてもなかなか煮詰まらないですが、目を逸らして他のことをやっているといつの間にか煮えているのです。(リフォーカス)
ずっと慢性の痛みを抱えている方が、転んで骨折したとか内科の病変が見つかるなど、新しい痛みが生じたことで、長年抱えていた痛みが(その時だけ)気にならなくなることもよくあります。

08:01痛みは、かよわきあなたの代弁者なのか?
<概要>
意見⇔経験⇔感情⇔価値観

この「痛み」、一体いつまで続くのか!という不安、恐怖、怒りがありますが、実は「痛み」は、感覚としてはそれほど精密ではないと言われています。怒りや恐怖などのマイナスの感情が脳で「痛み」に置き換わっているのです。つまり、痛みはマイナスの感情を伝える役割をしており、言葉で表現しづらい感情を代弁してくれているのです。

08:49 痛みが代弁してくれていること
<概要>
痛みとこころの関係
出来事に「納得」しているか否か

では痛みは何を代弁しているのでしょうか?
交通事故の話でも触れましたが、ある出来事に「納得」しているのかどうかが痛みの表現に大きく影響しています。
例えば子どもが学校に行きたくない時、「学校に行きたくないんだ。休ませて欲しい」とはなかなか言えず、代わりに「頭が痛い、お腹が痛い」と訴えることが多いでしょう。この場合、小児科や内科に行くことになりますが、診察の結果、「異常ないね、大丈夫だよ」と言われても、子ども的には困るわけです。(疾病利得が獲得出来ず)痛みはある意味、こころの痛みであり、マイナスの感情の代弁者なのです。
余談ですが、コロナ前にカンボジアにボランティアに行っていた時、体調を聞くと、カンボジアの子ども達もチックバン(頭が痛い)チックポウ(お腹が痛い)と表現していました。子どもたちにとって最初に痛むのは頭やお腹なのは世界共通なのかもしれません。

10:17痛みをリフレクションしてみよう
<概要>
「嫌悪」→「やさしい好奇心」に変える。

「リフレクション」は内省(振り返り)という意味ですが、痛みを「振り返る」ことにより、マイナスの感情に何が代弁されているのかを探ろうという行為です♬
例えば最初に強い痛みを感じた時「何か強いストレス、悩み事がなかったですか?」と振り返ってみたり、現在痛みが強まる時に「不安、恐怖、怒りのマイナスの感情も同時に強まってませんか?」と問いかけてみたり、痛みが和らぐ時に「不安、怒り、恐怖等は和らいでいませんか?」とリフレクションしてみることが重要です。
嫌悪、痛み、怒りを客観的に見ることが大事で、例えば「痛み」に名前をつけてみたり、自然現象のように捉えて、痛みはどういう風に自分に立ち上がってくるのだろう?と観察し、研究する心がけが有効です。

11:23 痛みの鍵は記憶にあり
<概要>
記憶=執着
悪い記憶=トラウマ

ホ・オポノポノをご紹介♬
これはネイティブハワイアンの伝統的な問題解決法で「記憶をクリーニングする」手法です。悪い記憶はトラウマになり、良い記憶は執着を生むと言われています。つまり、良い記憶も悪い記憶もともにクリーニングすることが大事なのです。

11:59 痛みに対する薬物療法/心理療法
<概要>
ホ・オポノポノ
【ネイティブ・ハワイアンの伝統的な問題解決方法】
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」

このホ・オポノポノは簡単な手法で、4つの言葉を自分に投げかける事で成立していきます。「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」。この4つの言葉を自分に投げかけることによって、記憶がクリーニングされて浄化されていきます。また、「ありがとう」だけでも有効と言われています。

12:30 痛みに対する薬物療法/心理療法
<概要>
抗うつ薬
漢方薬
睡眠の改善を図る為の睡眠導入剤
痛み止め
オポノポノ
リフレクション

痛みに対する薬物療法として抗うつ薬があります。飲むことにより、鎮痛効果があったり、抑うつ感が改善することにより、痛みの閾値(いきち)が変わり、やり過ごしやすくなるのです。また、漢方薬に期待することもあります。
痛みであまり眠れていない場合、睡眠の改善優先し、睡眠導入剤を使うこともあります。
痛み止めは精神科・心療内科ではあまり積極的には使いませんが、痛みと付き合うための道具の一つとして提案することはあります。
心理療法としては先に紹介したホ・オポノポノやリフレクションがあります。

13:43 まとめ~痛みの先に成長がある~
<概要>
・慢性疼痛
・記憶が痛む
・痛みは主観
・痛みは代弁者
・許すこと

慢性疼痛は、ある意味、痛みがその方のアイデンティティ化している状態であり、長期戦になります。記憶が痛むメカニズムに対し、如何にクリーニングして記憶を手放していくかがポイントです。痛みは敵ではなく、あなた自身の代弁者なので、まずはしっかり耳を傾けましょう。怒り、憎しみが強いと、なかなか痛みから離れられないので、まずは自分をゆるし、次に他人をゆるし、ついでに世界をゆるす、寛容で優しい気持ちが重要です。
「痛みの先に成長がある」とも言われ、筋トレの筋肉痛の先の理想の体型の様なイメージで、こころも痛みを乗り越えることによって少しづつ強くなると信じましょう。痛みは悪いことばかりではなく、成長の糧なので、寛容なこころで前向きに受容していきましょう♬ご拝読ありがとうございました♬

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Posted by 益田大輔と未来をつくる会  at 11:26 │Comments(0)精神医療
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